私の16番ゲージ鉄道模型ライフ 05/11/13
松本吉之さんの模型ライフ 車両作品集 撮影は2005年10月18日、29日
鉄道模型考古学でお馴染みの松本吉之さんのホビールームを拝見させて頂きました。
↑鈍く輝く未塗装作品各種。考古学に登場した模型社のプレートは
真鍮エッチング製の立派なものでした。
↑圧倒される16番作品郡が収まった展示ケース。壁面1面すべてを使って
おり、雑然とではなく、きちんと機種ごとにまとまって収納されているのが
良くわかります。
↑ケース下側の電車などが納まる部分と、エッチング板組立てDD20や
歌川EF13などが収まるエリア。
↑天賞堂EF30キットのパーツ利用ですが、車体の大半を自作したEF301号機。
↑屋上機器も入念に作られています。
↑フェニックス製キット組立て加工のED93です。
前面窓ガラスは天賞堂製を嵌め込み。
↑これも見所になる屋上の大型モニター。台車は天賞堂製ED75用に
インサイドギアの組み合わせです。
↑エッチング板から完成させたDD201号機。細部のディテールまで
追求されているのがわかります。
↑ラジエータ内の機器まで表現していますが、これは見た目の楽しさで、このように
したそうです。単調になりがちなエンジンルーム上部も手摺などが効果的。
↑独特の台車は真鍮線を1本づつ貼り付けた労作です。ブレーキシューは
樹脂モールドで表現。動力はパワートラック。
↑これもエッチング板組立てのDD511号機。DD20同様な仕上がりです。
ここまで仕上げる苦労を考えれば、なかなか無い1台でしょうか。
動力はこれもパワートラックを使用。
←1号機ならではのキャブの印象も的確に。
↓これも最近まで製品のなかったED75−501号機です。古い時代の
しなの製EF71のボディーを短縮して製作したそうです。
北海道型独特のフィルターも表現。
↓ED75−700とはまた違う屋上機器。リアクトルの筒はパイプを曲げて
作ったそうです。
↓初期の城山製エッチング板から作ったEF81。旧作なので出来の悪い
ところも多々あるそうですが、なかなか完成作品を見られません。
↓前面は指定どおりつぼみ製品を使用。台車はしなのマイクロ製です。
パンタはPS16からの改造で作った労作です。
↓こちらも完成が難しい模型社製ED57。
↓的確に組めば、キット状態からは考られないほど良い出来になります。
↓こちらも珍しい城山製ED38です。車体の帯の関係で前面パーツの
ハンダ付けが難しかったそうです。またおでこの仕上げも苦労されたとか。
↓台車まわりも独特なバーフレームですが、製品純正パーツです。
↓これも城山製エッチング板からの架線試験車495系です。
↓屋上機器には相当手間が掛かっているようです。パンタ用サーチライトも取り付けて
あるようです。また写真では見え難いですが、観測窓にカメラも入っています。
↓床下機器はカツミのプラ製ですが、全体的にディテールのバランスが取れていて
綺麗な塗装のローズピンクが映えています。
↓こちらは、しなのマイクロ製キハ391です。未だに16番では後続製品が
ありません。キットから組み立てた作品ですが、先頭部の塗り分けなど綺麗に
仕上がっています。前面窓には洋白線で縁取りが見えますが、これは嵌め込みです。
中間車が動力車。
↓床下は当時の標準だったエッチング板を折り曲げる方式です。軸距離の短い台車は
ドロップ製で、専用インサイドを使用しています。
↓最後は16.5ミリゲージのナローということで珊瑚製頚城のコッペルです。
独特のロッド回りが魅力的です。
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