私の16番ゲージ鉄道模型ライフ 05/05/04
臼井俊介氏、蒸機作品集 その4
ダイヤモンドシリーズ加工作品、下関時代のC6225です。
写真と解説は、臼井さんご提供です。
↓以下の写真は、説明用に上の写真を部分的に拡大したものです。
ダイカスト製主台枠の後部を切り離し、1.2mmのタップを立て、アダチ
キャブ端梁を移植。ロコの水平出しとダイカストへの1.2ミリタップ立て
は、非常に神経を使い、期待ほど効果ありませんでした。
元々付いていたDH13モーターは、非常に状態が悪いので、手持ちの同じ
整備済みモーターを使うと、ひどいギヤ音が出ました。そこでギヤボックス
をよく観察すると、どうも前のオーナーがギヤボックスを削り込んで、ウォー
ムが暴れているようです。そこでセンタ−出しを細心に行い、1.4mmビスを
上蓋に、タップを立てて、前後に調節ネジを設けて見ました。↓
↑シリンダーは幅を狭くし、C62独特の上広がりを表現しました。以前、パーツ
の中央から一度切り離して失敗したので、バルブスピンドルガイドのあたりを、逆
に削り込むことで解決してみました。先台車は、一度縦に切り離し幅をつめ、レジ
ンでコピーしたアダチ製先台車側枠をエポキシで貼り付けました。排障器が、取り
付け難いですが、なんとかいい感じになりました。お金をかけずに、精密化する、
一つの方法であると思います。(シリンダ尻棒受けも同様)
↑空気作用管の製作中。図面に当てて燐青銅線を曲げます。
↑未塗装完成状態から…、↓完成へ。
↓テンダーは模型社製を加工しています。