私の16番ゲージ鉄道模型ライフ     07/12/2

    鉄道模型社? C61

  ↓模型社製と思われるC61です。同社の製品とは断定できませんが、

使用パーツには模型社製もあります。時代的には戦後間もないものと思われます。

  

 ↓以前入手した自作品(特製品?)のC59と似た印象の前頭部。煙室戸は固定です。

ドームは高さが低くC62用を思わせます。銅線を使ったサンドパイプは、

前オーナーの加工と思われます。逆転器は模型社パーツに間違いなさそうです。

 

 ↓反対側側面(助手席側)もハンドレールが途中までしかありません。

キャブは後年の模型社製C62と同じようです。従台車はソフトメタルパーツですが、

模型社製同様、火室下にビス止めです。

  

 ↓先台車はフレーム下部から腕が伸びており車輪は樹脂製。

テンダー後部の開放テコは腕が大柄。

  

 ↓テンダー内部は実物通り傾斜がついたものです。前部妻板の穴は機関車からのコードが

入ります。台車はソフトメタル製ですが、1組はハンダが外れていました。

  

 ↓上下を分解したところ。給水暖め器は下回りフレームと一体構造です。

  

  ↓動輪は何と可動式。車軸がパイプに入っていて、そのパイプが上下に可動する

構造のようです。フレームと一体鋳造の給水暖め器。端バリは裏からビス止めです。

   

 ↓時代を象徴するようなモーター。ACモーターです。ギアへのジョイントは

スプリングを使用しています。ボイラー後部はバックプレートが付き、キャブ側からは

モーターが見えません。

  

 ↓車体を洗浄し、テンダー台車もハンダ付けし直しました。サンドパイプなど一部は

外した状態です。

 

 ↓日本型蒸機16番スケールものの第1号だった模型社製C61でしょうか?

 

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