私の16番ゲージ鉄道模型ライフ 11/07/11
マイウィークエンド お気軽?再生 カツミ製 EF70
↓AM9:30
どこにでもある、というようなカツミ製EF70ですが、初期の朱色ではないものを入手しました。
ごく初期には、このような正しい?赤塗りものも存在したようです。
今回は、この再生作業を時間を追って見てみます。
まず元の状態です。汚れと塗装の部分的剥がれ等、典型的な痛み具合です。
↓初期製品ではエアータンクは黒に塗ってありました。パンタは2基とも壊れていますが、
片側はカワイ製PS16が乗っていました
↓高圧配線の取り付けも碍子頭にはめ込む方式です。
手前の台付き碍子は、碍子台のハンダが取れています。
↓反対側パンタは、カツミ製プレスタイプでした。
↓ライトの配線は接点付きで、テールライトレンズもプラ製の筒状タイプです。
↓AM10:45
車体各部を分解し、洗浄後に外れた開放テコの曲がりを修正していたら、
片側先端が折れてしまいました。止む無く真鍮線より自作します。
前面取り付け部のハンダが外れていましたので、低温ハンダで修正します。
窓ガラスはすべて再利用しますので、丁寧に外し汚れを落とします。
↓AM11:08
これも外れた高圧フューズをハンダ付けします。
その後の製品では、この部分は碍子の頭にねじ込む方式に変更されています。
自作した開放テコをハンダ付け。
↓AM11:16
ハンダの外れた碍子台のハンダ付けです。熱は主に碍子台に掛け、取り付け部分の
塗装痛みを極力防ぎます。右は取り付けた高圧フューズ。
↓PM2:04
昼食をはさみ、車体の仕上げ作業を行います。
高圧配線磨き出し、各部修正塗り、窓ガラス取り付け等行いました。
上回りはひとまず完成です。
↓PM2:05
引き続き配線作業を行います。交換するパンタを探してきました。
もちろんオリジナルのカツミ製PS16です。パンタ台枠が初期製品のものを使います。
↓PM2:40
パンタ修正と取り付け、ライト配線作業を終わり、下回りの再生に入ります。
かなり汚れています。
↓PM2:43
各部を分解後、スカートを見ると片側が歪んでいました。ハンダ付けで修正跡があったので
落としたのでしょうか?
↓モーターも油汚れでドロドロです。
↓PM3:24
汚いハンダ付けと決別すべく、一旦スカートを外し、付いていた
ハンダを落とします。
↓PM3:34
歪みを修正後、再びハンダ付けしたスカート。
この後、筆塗り塗装で痛んだ部分を修正しておきます・
↓PM4:29
台車とモーターを洗浄し組み立て終わりました。
今回もモーター、インサイドギアは丸洗いです。
台車のブレーキも外れたものがあり、ハンダ付けが必要でした。
↓PM4:57
下回りも組み立て、新しい電線で配線します。
カプラーは初期製品のカツミ製ベーカーを付けます。
↓PM5:02
試運転も終わり、ようやく完成!結局1日仕事となりました。
7/10