私の16番ゲージ鉄道模型ライフ 07/01/22
マイウィークエンド 天賞堂F9の再生
↓ご好意でご提供頂いた天賞堂製F9です。ジャンク品ではありますが、
私好みの品で今回から再生します。下写真は動力車とBユニットの車体のみです。
動力は天賞堂オリジナルではありません。
↓もう一方はA、Bともトレーラー仕様の車両。塗装の痛みが激しいです。
塗装の痛みが少ないものを保存ボディーとし、こちらと下回りパーツで
2両再生します。
↓動力車に搭載されていた動力ユニット。メーカー不詳ですが、フライホイール
付きで、これはこれで使えそうです。車輪は11,5ミリ、ホイールベースは
約31ミリです。オリジナルの床板にビス数本で固定されていました。
↓床板を外すとダイカスト製床板に固定された動力が外れます。
ウェイトだけオリジナルのものに穴を開けてシャフトを通しています。
↓付属していた動力ユニットの台車です。型も甘くギアユニットと軸距離も合って
いません。オリジナルの床板と比較すると、盛大に床板を切り取られた様が判ります。
オリジナルは加工せずに保存します。
↓天賞堂製ですが、GP35用の動力を使います。F9用と少々取り付け方法が
違います。車内の配線もくたびれており、すべて撤去します。
←妻板にはオリジナルと思われるゴム幌が。
↓再生作業は床板の修正から行います。床板の欠き取り部には、0.8ミリ真鍮板
から切り出した床板を作ってハンダ付けします。欠けた部分と同じ形になるまで
辛抱強くヤスリます。形はオリジナルに拘らず、GP用動力が使えるようにします。
↓後端部も帯状の真鍮板をハンダ付け。ここにはドローバーピンが付きます。
先頭部ではギアボックスにカプラー台が当たります。
↓ドローバーピンと前部カプラー台は一旦撤去します。
前方の台車取り付けは、車体の高さが高くなるので、付属の真鍮円盤を外します。
↓前方台車は絶縁ワッシャとナットで固定。後部台車は上から付属の段付きネジに
スプリングを入れて固定しました。ドローバーピンは再度ハンダ付けし、
ピン自体をカワイ製に交換しました。ピン取り付け部はアングルで補強しておきます。
↓元々F9用動力ではないので、台車間のジョイントが短く使えません。
工夫が必要です。車体高さはBユニットとほぼ同じになりました。
↓とりあえず今日1日の進捗具合です。
↓A+Bのユニット。グレートノーザンの新色に仕上げる予定です。
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