私の16番ゲージ鉄道模型ライフ     04/04/25

    72年九州旅行 72年3月26日〜29日撮影

 メールマガジン124号に掲載した九州旅行の時の写真をご覧頂きます。いずれも、

ネガの痛みなど多数あることや、なにぶん中学時代の撮影ですから、撮影技術も未熟

で仕上がりも悪いものばかりです。しかし、どれも私にとって思い出の深いものばか

りで、同様に各地の蒸機を撮影した中年以上の?皆さんも久しぶりに、ご自身の作品

など思い出すキッカケになれば幸いです。

 

 ↑ 宮崎機関区にて。4次型C57192。

  九州入りした朝。直方駅。

 まず飛び込んできたのは沢山のD60です。九州の筑豊にしか残っていなかった

D60ですが、この時点では主力として活躍していました。駅に入ってまず飛び込ん

できたのがこの光景。2両並んだD60でした。駅ホームからでも十分撮影が出来ま

した。

 

 直方駅には構内に一般用の通路として使われていた袴線橋がありました。ここから

 撮影した写真です。休車中のD6026が奥にヒッソリと。

  

 ターンテーブルも間近に見えました。広い構内です。駅ホーム向こう

  には気動車区もありました。

 

 比較的最後まで活躍したD6061号機です。

  

 当時の直方では珍しかったD51。これは661号機です。

 

 貝島炭鉱線も寄って見ました。筑前宮田駅近くをバック運転で発車した

 32号機です。列車ダイヤなどまったく分かりませんでしたが、列車密度が

 高く撮影は楽でした。次位の控車も興味深いです。

 

 上の写真を撮影して暫くすると、戻って来たのがこの写真です。

  

 今見ると貨車も相当年季が入った物を使用していたようです。こちらの

 写真も撮っておくべきでした。

 

 翌日は急行かいもん号で鹿児島入りし、肥薩線で吉松まで。出迎えてくれたのが

 このC5691号機でした。まだお召し列車牽引前なのでナンバーは黒地です。

 その後宮崎へ。

  

 宮崎は転属したてのC61が全機健在でした。東北時代のシールドビーム副灯も2号機以外

 は、まだ健在でした。

 ちょうど構内にいた、28号機と2号機。2号機キャブ側面ナンバーはペンキ書きでした。

  

 宮崎区には扇型庫はなく、ターンテーブルは専ら転向用に使用されていました。

 

 C61も残り少ない形式でしたが、筑豊転属組みのC55も九州最後の2両が

 吉松配置で宮崎まで顔を出していました。これも狙って行ったわけでなく、たま

 たま撮影できたものです。独特の門デフを付けた52号機が構内に休んでいました。

   

  思わず撮影してしまったC55の足回り。

  

  C57は両数では日豊本線の主役でしたが、個人的にはあまり撮影しませんで

 した。冒頭のC57192号機のような4次型や、この187号機のように少し癖

 のあるロコを撮影しています。

   

  あまりにも有名な大淀川の撮影ポイント。タイミングよくC55の貨物列車

  が通過しました。遠くから見ても52号機というのが良くわかります。

  

  帰りは関西本線経由で帰りましたが、途中奈良駅に立ち寄りました。ゼブラ

 塗りのC12ということで撮影しましたが(C12226)左手に注目。当時奈

 良機関区に預けられていたC59164号機です。

   

  亀山駅では入換作業中の、これも最後のC50154に出会いました。

  手入れも悪く各部に錆が目立ちました。

   

 これは出発時の東京駅の風景です。屋久島は関西発着列車としては有名でしたが、

  季節列車として東京から出ていた時期もありました。

 

 乗車列車を待っていると、キハ81系のひたちが到着。キハ812です。

   

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